資本市場における気候変動政策のリサーチ、及びサポート

カーボントラッカーは、金融を専門とする非営利シンクタンクで、気候変動の実情に合わせて資本市場の動きを調整することにより、気候安全保障に資する世界エネルギー市場の実現を目的としています。

.

カーボントラッカーとは

「カーボントラッカーは、気候変動に関する金融でのコミュニケーションに変化をもたらした」

カーボントラッカーは、世界の金融界の考え方を理解する専門知識、ネットワークと影響力を有し、今後の温室効果ガスの排出量を削減する画期的な手法を世界規模でもたらす活動を行っています。

金融、エネルギー、法律の専門家による気候温暖化が金融界にもたらすリスクの研究を進め、的確で実現可能なソリューションを提案しています。

2017年 ビジネスグリーン、NGOオブ・ザ・イアー受賞。

2014年と2015年 ガーディアン・サステナブル・ビジネス・アワード(コミュニケーション部門)受賞。

カーボントラッカーの活動

気候と金融がともに安定した未来を創出するために、そして気候変動を「どこか遠く」の出来事ではなく、あらゆる人びとに影響を及ぼす問題としてとらえるために、これまでにないコミュニケーションや枠組みを用いて活動しています。

その目的を達成する上で重要な役割を担うあらゆる意思決定者と意思決定グループに次のような情報、研究調査、イベントを提供しています。

  • 投資家が化石燃料のリスクを正確に評価できるよう、金融セクターの内部から働きかけます。気候変動と投資にもたらすその影響について、最新かつ有用な情報を提供します。
  • 政策立案者が気候および金融の安定性の基盤となる政策を策定できるよう支援します。
  • エネルギー企業と対話し、その資産が直面するリスクをより深く理解できるよう支援します。
  • 気候変動に対する活動が排出量削減目標を達成できるよう、新たなアプローチと道筋を開拓する。
  • 個人が、自らの年金を管理する投資家、自国を代表する政治家、寄付を行う慈善団体といった意思決定者への影響力を行使するために必要な知識を提供し、その発言権を強化します。